会社名で検索すると「えっ…?」てなると思います。

サジェストの一発目に出てくる「やばい」。気になりますよね。
(「ヒカル」も気になると思いますが)
これから働くかもしれない会社です。良いことだけでなく、気になることも知っておきたい。
この記事では、その問いに正直に答えます。きれいごとは言いません。
志があったから「分析屋」という社名をつけた

「〇〇テクノロジー」でも「〇〇システムズ」でもない、「分析屋」。
IT企業らしからぬこの社名には、設立当初からの志が込められています。
分析屋は、2011年の創業時からデータ分析・先端IT領域を専門とすることを目指していた会社です。当時、AIやDXという言葉はまだ一般的ではなく、IT市場の中心はシステム開発でした。
ちなみに、下記経済産業省の市場予測をご覧ください。濃い青部分が先端IT市場規模です。

2015年時点でようやく先端IT市場規模は全体の3%。2011年時点ではおそらく1%もなかったのではないでしょうか。ちなみに先端IT市場が逆転するのは2028年と見込まれています。
つまり分析屋は、市場にまだ案件がほとんど存在しない時期から、先端IT専門の会社を目指していたわけです。
そして、この志はそのまま、私たちが大切にしてきた姿勢にもつながっています。
当時、IT業界の常識は「言われたことだけやる」でした。RFPにないことをやればリスクが上がる。だからやらない。
分析屋は、その逆を行きました。案件が少ない時代に生き残るため、お客様のゴールに必要なことは何でもやる。その姿勢が少しずつ信頼を生み、先端IT領域への足がかりをつくっていきました。
生存戦略として始まったこの向き合い方が、今では私たちの理念の一部になっています。それを私たちはおもてなしと呼んでいます。
なぜ、ネガティブな声があったのか(正直に話します)
苦難期:志と現実のギャップ(2011〜2021年)
ただ、志だけでは会社は続きません。
設立からしばらくは、事業を続けるためにシステム開発の仕事もやらざるを得ませんでした。 「分析屋」という社名で入社したのに、分析系の仕事がほとんどできない。その期待に応えられなかった時期があったことは、率直に認めなければなりません。
過去に退職された方々には、本当に申し訳なく思っています。 だからこそ、私たちはその後の体制を変えました。採用基準・案件の受け方・育成の仕組みを、一つひとつ見直してきました。
また、本質から逃げなかったことも、成長が遅れたもう一つの理由です。
分析屋は、上流だけをやる会社にも、開発だけをやる会社にも、外部に丸投げしてコントロールだけする会社にもなりませんでした。それが先端IT領域の本質だと考えていたからです。

きれいなダッシュボードができた。でも、誰も見ない。 分析結果を出した。でも、意思決定に使われない。 AIを入れた。でも、現場の仕事が楽になっていない。
こうした「作ったけど終わった」状態にしないために、技術とビジネスを行き来できる人材を育てることにこだわってきました。

海外では、データサイエンティストは分析スキルとビジネススキルの両方を備えた人材として位置づけられています。一方、日本では「機械学習ができる人」「プログラミングが得意な人」というイメージが先行しがちです。分析屋が目指してきたのは、前者です。
正しい選択でした。ただ、その分だけ道のりは険しく、会社の成長スピードを鈍らせる選択でもありました。
転機:市場と会社がかみ合い始めた(2021年〜)
転機になったのは2021年以降です。
先端IT市場の案件が増え、社内体制も整い始めました。 藤沢という地方都市に本社を置くローカル企業でありながら、製造・金融・流通など多様な業界の大手企業案件を手がけられるようになってきたのは、黎明期から積み上げてきた知見があったからです。
案件の商流も単価も、年々上がり続けています。
現在:「志を掲げる会社」から「志を体現する会社」へ
2024年12月、分析屋はMVVを策定しました。
Mission:すべての意思決定に人間らしさを
数字が企業の人間らしさを押し殺している。合理的なジャッジを重ねるだけなら、意思決定者はもうAIでいい—そういう問題意識が、このMissionの出発点です。分析屋は、合理と情理の両側面を踏まえた「おもてなし分析」で、企業の人間らしい意思決定を支援していきます。
Vision:「分析」の第一想起になる
分析屋の分析に対する考え方を、分析のスタンダードにする。すべての意思決定に人間らしさがある世界を、分析を通じてつくっていく、という宣言です。
Value:3つの行動指針
Valueの核心にあるのは、おもてなし分析という概念です。合理と情理の両方をふまえた分析活動で、顧客の「人間らしい意思決定」を支援する。その姿勢を、3つの言葉で言語化しています。
自己を発揮せよ(Free yourself)——組織の歯車としてではなく、一個人として顧客に向き合う。一人ひとりのニーズに寄り添い、血の通った立ち回りを実践する。
情と理を活かせ(Emotion on Logic)——合理的ではない物事の重要性にも理解と敬意を払い、合理と情理を両天秤にかける。「合理だけではない、顧客らしい意思決定」を支援するための姿勢です。
対話で創ろう(Power of communication)——コミュニケーション力を技術力と同等のものとして重視する。顧客の課題を深く理解し、先を見据えた対話で信頼を築き、「納得」と「アクション」を導いていく。
MVVは、きれいなスローガンではありません。 これまでボトムアップで動いてきた現場の力を活かしながら、会社としての方向性も示す—トップダウンとボトムアップの間に軸を通す「サンドイッチ経営」に舵を切るための、共通言語です。
策定からまだ日が浅い。でも、その分、一緒に文化をつくっていける余地が大いにあるフェーズです。
今の分析屋でできること
いまの分析屋は、データ分析の会社というより先端IT全般の会社に変わりつつあります。AI案件が主力になり、溶接工程を自動化するAIのような自社開発プロダクトも生まれています。
競合と比べたときに、分析屋がユニークなのは「中流」と呼べるポジションにいることです。コンサルファームは上流の戦略策定が強いが実装は外注する。SIerは開発力が強いがビジネス上流には踏み込まない。分析屋はその両方を一社で担います。なかにはコンサルティングと開発を一人で掛け持ちするメンバーもいる。これは業界では珍しく、本質から逃げなかった結果です。
機械学習・データ基盤構築・BI開発からAIの現場実装まで、上流から手を動かすところまで分業せず関われる。だからこそ、技術とビジネスを行き来できる「橋渡し人材」が自然と育つ環境になっています。
商流平均は約1.9。直案件・二次請けが多く、業界は縛られず通信・金融・製造・行政・医療など多岐にわたります。
「言われたことをやって終わり」ではなく、相手がまだ言葉にできていない課題まで拾いにいく—その姿勢で案件に向き合える方と、一緒に働きたいと思っています。
入社をご検討される方へ
分析屋は、完成された会社ではありません。 過去に課題があったことも、社員の期待に応えられなかった時期があったことも、正直に書いてきました。
ただ、今は状況が変わっています。
完成された組織に乗るのではなく、会社が強くなっていく過程に関わりたい方にとっては、今がかなり面白いフェーズだと思います。
技術だけでなく、顧客の課題や事業にも向き合いたい方。 データやAIを、現場で本当に使われるものにしたい方。 「おもてなし」という言葉に、自分なりの解釈で共鳴できる方。
ぜひ、募集職種もご覧ください。スキルだけでなく、これまでの経験やその背景も含めてお話しできればと思います。
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