先端IT企業というと、技術に強い人が多く、専門用語が飛び交い、詳しい人が強い—そういうイメージがあるかもしれません。少し話しかけづらい、なんとなく圧がある、みたいな。
分析屋は、少し違います。どのくらい違うかを、これから話します。
先端IT企業には大抵「ゴリラ」がいる

先端IT企業には、まあまあ「ゴリラ」がいます。
ここで言うゴリラとは、本物のゴリラではありません。技術や分析スキルを追求するあまり、技術を使うこと自体が目的になってしまう人のことです。
高度な分析手法を使いたい。難しいモデルを作りたい。専門知識を見せたい。その結果、顧客の本当の困りごとが置いていかれる。技術は強いけど、相手の話を聞かない。知識はあるけど、現場がついてこられない。
せっかくの技術が成果につながらない、というのは、この領域ではあるあるな話です。
分析屋には「おもてなし」を理念として掲げているせいか、このゴリラがいません。
分析屋のトップ層には、コンサルも開発も両方できる人たちがいます。技術の重要性をよく分かっています。それでも彼らがよく言うのは「重要なのは技術そのものではない」ということ。技術を使って何を変えるのか。顧客の意思決定にどうつなげるのか。そこです。
だから分析屋では、技術で相手を威圧する人より、顧客と一緒に考えられる人が評価されます。
だから「伴走相手」として選ばれる
ゴリラ感が少ないことは、ただの社風の話ではありません。顧客から選ばれる理由にもつながっています。
データ分析やAI活用の相談は、最初から要件がきれいに決まっているとは限りません。何を分析すればいいのか、どのデータを使えばいいのか、そもそも何から始めればいいのか—顧客自身も、まだ整理できていない状態で相談に来ることがあります。
そういうときに必要なのは、技術を振りかざす人ではありません。相手の話を聞きながら、課題を一緒に整理できる人です。
技術系の子会社とは意見がかみ合わず、分析屋に相談が来る。以前のパートナーが上から目線で、プロジェクトがうまく進まなかったため、分析屋に切り替わる。AI専門会社ではなく、なぜか分析屋にAI案件の相談が来る—そういうケースがあります。
日経リサーチ社から感謝状をいただいたり、大手有名企業から直パートナーとして選ばれたりする背景には、このバランスがあります。技術が分かる。でも、技術だけで押し切らない。それが、分析屋が「伴走力」で選ばれる理由です。
https://analytics-jp.com/case/1022
経営側の人が普通に飲み友
分析屋は、もともとボトムアップで進んできた会社です。現場の力で案件を広げ、社員一人ひとりが考えて動く。そういう文化が根っこにあるせいか、上下関係の圧はあまり強くありません。
社長が社員の飲み会にふらっと飛び入り参加することもあります。経営側の人が、必要以上に壁をつくっていない会社です。
ゴリラ的な縦社会ではなく、どちらかというとネコ的な横のつながり。そんな空気があります。
マイクロマネジメントが、ちょっと苦手なネコたち

分析屋には、マイクロマネジメントが少し苦手な人が多いです。
細かく指示されて、その通りに動く。常に管理されながら仕事を進める。そういう働き方よりも、自分で考えて、自分の意思で動きたい人が多い会社です。
これは偶然ではなく、分析屋のValueのひとつ「自己を発揮せよ(Free yourself)」にも表れています。組織の歯車としてではなく、一個人として血の通った立ち回りをする。それが分析屋の求める姿勢であり、そういう人が集まってきた結果でもあります。
(MVVは https://analytics-jp.com/about/ の下部に記載)
良い面としては、自発的に動ける人が多いこと。誰かに言われる前に、必要だと思ったことをやる。困っている人がいれば手を貸す。面白そうなことがあれば自分から関わる。
ただ、自分の意思ややりたいことが薄いと、少し迷いやすい環境でもあります。だから分析屋は、ただ自由な会社というより、自分の意思で動きたい人が力を発揮しやすい会社です。方向性はMVVという共通の軸で共有しながら、動き方は自分で決める。そういうバランスです。
猫好きが多いのも、少し分かる気がします。管理されすぎるのは苦手。でも、気が向いたら人のために動く。自分のペースを大事にしながら、ちゃんと周りも見ている。
ちょっとおせっかいな人が多い
分析屋には、少しおせっかいな人が多いです。
社内アンケートを見ると、電車で席を譲る、飲食店で「おいしかったです」とお礼を言う、動物保護活動に寄付をする—そうした行動をとる人がかなりの割合でいました。少し変わった会社です。
でも、これは偶然ではないと思っています。分析屋が大切にしている「おもてなし」とつながっているからです。相手がまだ言葉にできていない困りごとを拾うこと。数字の裏にある背景を読むこと。顧客の言葉の奥にある課題を見にいくこと。
ちょっとおせっかいなくらい、相手のことを考える。その気質が、分析屋らしさのひとつです。(おもてなしとおせっかいは紙一重です)
自発的に人とつながれる人は、強い
分析屋はリモートワークが多いため、人と会う機会は自分でつくる必要があります。ここは正直、会社としても課題と感じているところです。
ただそのぶん、自発的に人とつながれる人は強い。飲み会でも、ランチでも、ちょっとした雑談でもいい。自分から接点をつくれる人は、社内に知り合いが増えていきます。すると、技術を相談しやすくなる。案件のことを聞きやすくなる。困ったとき、誰に頼ればいいか分かる。そういう方が活躍・成長してる傾向です。
飲みが好きな人には、これがかなり良い武器になります。ちなみに藤沢本社の周辺にはおいしいお店がかなり多いです。
藤沢・湘南という場所も、少し分析屋らしい
分析屋の本社は、藤沢にあります。都心のIT企業とは、少し空気が違います。
東京の雑然とした雰囲気があまり得意ではない人。満員電車通勤はできれば避けたい人。ごみごみした場所で消耗するより、落ち着いた場所でちゃんと考えて働きたい人。分析屋には、そういう人が多めです。現社長も、藤沢という立地に魅力を感じて入社したひとりです。
海沿いに住んでサーフィンをたしなむ人もいれば、湘南のライフスタイルを楽しみながら先端ITの仕事をしている人もいます。東京の中心でバリバリというより、自分の生活も大事にしながら、仕事もちゃんとやりたい。そういうバランスを取りたい方には、なかなか良い環境です。
健康意識が高い人も多く、健康経営優良法人の認定も続いています。筋肉好きもいます。先端IT企業というより、ときどき健康部活のような顔を見せます。これも、分析屋らしいところです。
これから入る人へ
分析屋は、ゴリゴリのテック集団ではありません。
技術で人を威圧する会社ではなく、詳しい人が上から押さえつける会社でもない。マイクロマネジメントは苦手だけど、放任でもない。おせっかいなくらい相手のことを考えるけど、押しつけがましくはない。
技術を使って、顧客の困りごとを減らしたい。相手の背景を汲み取りながら、一緒に考えたい。自分の意思で動きたいけど、ひとりで突っ走るのではなく、人のためになることも好き。
そういう方には、分析屋のカルチャーは合うかもしれません。
ゴリラゼロ・ネコ多め。そういう空気を面白がれる方と、一緒に働けたらうれしいです。
※「ゴリラ」という表現は、『ビジネストランスレーター』(日経BP)で紹介されている「データゴリラ」という呼称を参照しています。
分析屋についてさらに知りたい方はこちら