会社の良さは、中にいると意外とわかりません。毎日そこにいると、当たり前になるからです。
人との距離感、話しかけやすさ、困っている人に自然と手が伸びる空気、自分の意思を尊重してもらえる感じ——それが普通だと思っていたけれど、外に出てみたら、実はそうでもなかった。
会社のことを一番正直に語れるのは、中にいる人よりも、一度出て行って戻ってきた人かもしれません。分析屋には、別の業界、大企業、教育現場、メーカーを経験したあとで、また戻ってきたメンバーがいます。その人たちに「外と比べて、分析屋は何が違うか」を聞きました。求人票や会社説明だけでは見えにくい、でも入社前に知っておきたい話です。
「社長の言葉は絶対、という空気があった」—前職との差で、分析屋の人間関係がわかった
対談で何度も出てきた言葉は「人間関係の良さ」でした。ただし、これは全員が仲良くするとか、いつも盛り上がっているという話ではありません。
「前職では、社長の言葉は絶対、という空気があって。それが本当に嫌だった」
別のメンバーは大きな組織の中で歯車のような感覚を味わったと言い、また別のメンバーは昭和的な上司文化に疲弊した末に、はじめて分析屋の人間関係のありがたさに気づいたと話していました。
分析屋は、飲みに行きたい人は行く、社内イベントに参加したい人は参加する、自分のペースで働きたい人はそのペースで働く——どちらも許される距離感の会社です。べったりしてはいないけれど、困ったときに相談できる人がいる。退職後もゆるくつながっていて、戻ってきたときに「おかえり」と言ってくれる人がいる。この温度感は、外に出るまで当たり前に見えていました。
退職しても「出戻り」と言わない—関係が続く会社は、思ったより少なかった
分析屋の文化を表す言葉として「おもてなし」があります。顧客への丁寧な対応はもちろんですが、その空気は社内にも向いています。誰かが困っていると、自然と手を差し伸べる。人の成長や変化を、前向きに応援する。仕事ができる・できないの一面だけでなく、その人の良いところを見ようとする。
「退職したら終わり、みたいな会社のほうが多い。でも分析屋は、辞めたあとも普通に連絡できる人がいて、戻りたいと思ったとき自然に相談できた」
一度退職した人を「出戻り」と線引きするのではなく、外で得た経験も含めてその人を見る—きれいごとのように聞こえますが、実際に戻ってきている人がいる以上、それは機能しているということです。
人は、一直線のキャリアだけを歩くわけではありません。一度外に出てみたいこともある。違う仕事を経験してみたいこともある。やってみた結果、合わないと気づくこともある。外に出たからこそ、前の会社の良さに気づくこともある。そのときに、また話せる関係が残っている。戻るという選択肢がある。それは、会社と個人の関係がある程度健全でないと起きにくいことです。
「この案件ね」じゃなく「どうしたい?」と聞いてくれた
対談では「個人を尊重してくれる」という声も出ていました。
「大企業にいたとき、案件は会社側が決めるもので、自分の希望が入る余地はなかった」
このメンバーにとって、分析屋の進め方は対照的でした。案件への参加はなるべく本人のスキルや希望を踏まえて提案される。社内イベントも来たい人は来るし、来ない人のスタンスも尊重される。もちろん、すべての希望が通るわけではありません。案件状況や組織の都合もあります。それでも、本人の意思や背景を見ようとする姿勢がある。
これは、分析屋の仕事の向き合い方ともつながっています。顧客の言葉の裏にある背景を見る。意思決定の奥にある事情を見る。合理だけでなく、情理も踏まえる。その姿勢は、社員に対しても同じです。その人は、何を大切にしているのか。どんな経験をしてきたのか。どこで力を発揮しやすいのか。これから何を伸ばしたいのか。そうした背景も含めて見ようとする。入社後にどう扱われるかを知りたければ、「辞めた人をどう扱うか」を見るのが一番正直かもしれません。
芸能・教育・製造業を経て戻ってきた—「回り道」が分析の仕事に直結した
アルムナイメンバーが外で積んだ経験は、一見バラバラですが、戻ってきたあとに意外なところでつながっています。
– 芸能プロダクション / 現場マネージャー:
人の強みや魅力を見つけることが、顧客の課題発見とまったく同じだと気づいた
– 高校教員:
生徒・保護者・学校という複数の関係者を整理する中で、「誰が意思決定者で、誰を大切にすべきか」を体で覚えた
– 自動車メーカー / 開発:
大きな組織での調整・交渉・論理的な報告の力を身につけた
– 食品製造業 / 情シス:
組織の人間関係と環境の大切さを、外に出て初めて実感した
データ分析やAI活用は、技術だけでは完結しません。分析結果を誰に伝えるのか。誰が意思決定するのか。誰が実際に使うのか。誰が不安を感じているのか。そこまで見ないと、成果につながりません。外での多様な経験が、その「技術の外側」を埋めてくれます。
課題があると知って、それでも戻ってきた
アルムナイが戻ってくるからといって、分析屋が完璧な会社というわけではありません。むしろ、整えている途中です。
会社の規模が大きくなるにつれて、昔のような距離感をどう保つか。個人を尊重しながら、組織としての強さをどう作るか。ボトムアップの良さを残しながら、方向性をどうそろえるか。課題はあります。それでも、一度離れた人が戻ってきているという事実は、会社にとって大事なサインです。
退職後も関係が切れず、戻りたいと思える余白があり、戻ってきた人を迎える空気がある—それは制度だけでは作れません。日々の関係性と、その積み重ねです。
分析屋に興味があるなら、まず話しかけてみてください
どんなスキルがあるか、どんな経験をしてきたか——それはもちろん大切です。でも分析屋が聞きたいのはそれだけではありません。なぜその経験をしてきたのか。どんな環境で力を発揮しやすいのか。これから何を伸ばしたいのか。どんな仕事に違和感を持ってきたのか。どんな働き方なら、自分らしく続けられるのか。そうした背景も含めて、話したいと思っています。
データ分析・AI・BI・データ基盤に関心がある方。技術だけでなく、顧客の課題や事業にも向き合いたい方。人との距離感や働く環境も大切にしたい方。まずは募集職種をご覧ください。
過去に在籍していた方の再応募も歓迎しています。「戻っていいのか」「外での経験は活かせるか」と感じている方も、まずは話しかけてみてください。
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